【USM S16スペシャル(上位禁止シングル)】フルパワーグライガメノデス【最高最終1843】
- 2019/08/09
- 19:43


どうもはりゃんです。
今期も無事スペレをそこそこに満足出来るラインまで上げることが出来ました。
しかし今回の構築の完成度としてはいまいち納得していない部分もあり、
加えて今期は総合レートに挑戦しようと考えているためもう本ロムでは潜らないほうがよいと判断し
構築を公開してしまおうと思います。
戦績は
最高最終レート1843
76戦52勝24敗
勝率68.4%
でした。
スペレの中ではかなり賑わっているルールなので、
今までに比べてマッチングがとてもよく、勝率が高くなくてもレートが上がりましたね。
<目次>
・構築完成まで
・個体解説
・ガラガラ(アローラの姿)
・グライガー
・チャーレム
・アシレーヌ
・カプ・ブルル
・ガメノデス
・なんか色々と
<構築完成まで>
今回は

このルールではメジャーな電気タイプがデンジュモクぐらいしかおらず、
他に使用が予想されるライコウやエレザードやエレキブルは
それぞれ霊Z・悪Z・地面Zで返り討ちにしてくる可能性が低くないため
ガラガラには電気受けではない別の役割に特化させるべきだと考えた。
そこで今回はトリル構築やオニゴーリのメタ役になってもらおうと考え
太い骨を持ったアタッカーのガラガラを採用。
使いたい並びが特になかったので序盤は適当な並びで遊ぶことにした。
何十戦かした時に出会った対戦相手が使用していた

魅力を感じたので当時の構築を解散し、ガラガラ+グライガーから構築をスタート。
使ってみたかったので襷めざ地ウツロイドとメガ枠として

ここまで4匹でジャラランガとアシレーヌが重めだったので、それを倒せる型の

最後に重かったラグラージ始動の展開構築にイージーウィン出来て簡単に止まらないポケモンを探したところ







この6匹で改めて潜ったところ
・エルレイド入りに勝てない
・高速の積み技持ちが全体的に重い
・水タイプが重たい
などの欠点が見えたため
採用理由が不明瞭だったウツロイドを抜き、スカーフ持ちの

完成形

<個体解説>
ガラガラ(アローラの姿)
ぽけっとふぁんくしょん!
ガラガラ炎霊@ふといホネ(いしあたま・ようき)
135( )-132(252)-130( )-×( )-101(4)-106(252)
フレアドライブ/ホネブーメラン/つるぎのまい/みがわり
135( )-132(252)-130( )-×( )-101(4)-106(252)
フレアドライブ/ホネブーメラン/つるぎのまい/みがわり
※調整意図
A・・・極振り
S・・・無振りクレセリアを抜ける最速
D・・・端数
フレアドライブ・・・メインウェポン
ホネブーメラン・・・オニゴーリを倒すために必須
剣の舞・・・同上
身代わり・・・同上
太い骨・・・大体のガラガラは太い骨を持っているため
超パワーの相棒です。
トリル構築メタ兼オニゴーリメタです。
ついでにヤーティにも無類の強さを発揮します。
トリルメタなのに早い理由ですが
ガラガラは本来遅いポケモンであるため相手にガラガラを見せると最後までトリルを押してきません。
なのでトリル構築に勝ちたいとするならば
少なくとも無振りメガヘラクロスを上から殴れたほうがよいと判断しSを振りました。
大体のアシレーヌやカプ・ブルルよりも早かったので剣舞をした瞬間に
全員フレドラで縛って勝ちというシーンも少なくありませんでした。
B振ってないアシレーヌは剣舞フレドラで飛びます。
最速は間違ってなかったですがカイロスが初手対面で無限に地震を押してきたので、
それを耐えるぐらいまでは耐久を伸ばした方がいいなと思いました。
グライガー
ぽけっとふぁんくしょん!
グライガー@しんかのきせき(めんえき・のんき)
169(228)-96(4)-154(116)-58(20)-103(140)-94( )
だいちのちから/とんぼがえり/ハサミギロチン/はねやすめ
169(228)-96(4)-154(116)-58(20)-103(140)-94( )
だいちのちから/とんぼがえり/ハサミギロチン/はねやすめ
※調整意図
HB・・・意地っ張り無振りニダンギルのA+2アイヘ2発と影撃ちを確定耐え
C・・・ニダンギルへの確定数意識で20振り
D・・・残り
A・・・端数
S・・・無振りメガヘラクロス抜かれ調整の下降補正SV
大地の力・・・ニダンギルへの遂行速度とグラスフィールド・火傷考慮で地震ではなく大地
蜻蛉返り・・・対面操作技
ハサミギロチン・・・遂行の遅さをカバーする一撃技
羽休め・・・受けきるための回復技
進化の輝石・・・必須
備考
・メガヘラ抜かれをしないとタネガン連打で負けるため、グライガーでヘラを見たいならS調整は必須
・公式画像の煽り性能が高い

このルールで恐らく最も使い勝手がいい受けポケモン。
人気の高いメガ枠として挙げられる
メガチャーレム・メガミミロップ・メガヘラクロスはこいつで完全に止まります
(シングル流用冷凍パンチは考慮しません)
チャーレムが受かることからわかると思いますが
物理で弱点を突かず積み技も持たないポケモンでこいつを突破するのはほぼ不可能です。
特殊方面もウツロイドが余裕を持って受かる程度の耐久はあるため適当な特殊アタッカーにも負けません。
加えて免疫で毒状態にもならないので大体の耐久ポケモンにも有利が取れます。
電気無効なのでジバコイルに一方的にボルチェンでサイクルを回されることもありません。
逆にこちらの後攻蜻蛉返りから超パワーポケモンたちを降臨させ続ければいずれ相手は受けきれなくなります。
めっちゃ強かったです。(小並感)
同系統のグライガー
【USM S16スペシャルレート 】 対面操作ヨガグライ【最高1901】
受け軸のグライガー
【S16.スペレ1900】お願いマッスル!めっちゃ受けたい、Yes!
チャーレム
ぽけっとふぁんくしょん!
メガチャーレム@チャーレムナイト(ヨガパワー・ようき)
136(4)-152(252)-105( )-×( )-105( )-167(252)
とびひざげり/しねんのずつき/ねこだまし/バレットパンチ
136(4)-152(252)-105( )-×( )-105( )-167(252)
とびひざげり/しねんのずつき/ねこだまし/バレットパンチ
※調整意図
A・・・極振り
S・・・極振り
H・・・端数
飛び膝蹴り・・・当てれば最強のメインウェポン
思念の頭突き・・・当てれば優秀なメインウェポン
猫だまし・・・優秀な先制技
バレットパンチ・・・詰めに使う先制技
チャーレムナイト・・・メガシンカに必須
超パワーポケモンその2です。
グライガーの対面操作から膝を押し付けます。
相手のメガチャーレムの処理ルートを減らしたくなかったので最速にしましたが
意地にしてよかった気がしますね。
膝の火力は凄まじかったですが、色々足りていない部分が多かったです。
全人類がメタを張ってきてるので順当に通して勝てることはそんなにありませんでした。
こいつの膝外しをグライガーが全力でカバーする試合が目立ったので扱うのがかなり難しいです。
変えるなら正直この枠かなと思います。
アシレーヌ
ぽけっとふぁんくしょん!
アシレーヌ@たべのこし(げきりゅう・おだやか)
187(252)-×( )-96(12)-150(28)-170(148)-89(68)
うたかたのアリア/ムーンフォース/どくどく/まもる
187(252)-×( )-96(12)-150(28)-170(148)-89(68)
うたかたのアリア/ムーンフォース/どくどく/まもる
※調整意図
HD・・・特化アシレーヌのムーンフォースを残飯込みで大体3耐え
HB・・・特化メガチャーレムの思念の頭突き確定耐え
S・・・4振りブラッキー抜き抜き抜き(参考元のアシレーヌを抜くポケモン抜き)
C・・・残り
うたかたのアリア・・・メインウェポン
ムーンフォース・・・同上
毒々・・・様々なポケモンをグライガーで安定させたり相手のアシレーヌに勝つために必要
守る・・・食べ残しの回復や毒ダメ稼ぎ、ムクホークの拘り固定、トリルや雨のターン枯らしに有用
食べ残し・・・役割対象のアシレーヌに勝つために必要
調整や技構成は【S16スペレ最高1817】インド式番犬ガオガオを参考にしました。
所謂パーティの潤滑油です。
参考文献を読んだ時に天才だと思ったので採用しました。
特殊耐久を伸ばしたおかげで幅広い特殊ポケモンに受け出せるので
グライガーと合わせて綺麗にサイクルを回すことが出来ます。
ジャラランガに対しては毒突きを持ってない願望で投げるしかないですが
Zさえ透かせればチャーレムが上を取れたりグライガーで受けきれたりするので
何とかすることが出来ていました。
カプ・ブルル
ぽけっとふぁんくしょん!
カプ・ブルル@こだわりスカーフ(グラスメイカー・いじっぱり)
145( )-200(252)-135( )-×( )-115(4)-127(252)
ウッドハンマー/ウッドホーン/ばかぢから/いわなだれ
145( )-200(252)-135( )-×( )-115(4)-127(252)
ウッドハンマー/ウッドホーン/ばかぢから/いわなだれ
※調整意図
A・・・極振り
S・・・極振り
D・・・端数
ウッドハンマー・・・メインウェポン
ウッドホーン・・・HP管理できるサブウェポン
馬鹿力・・・重めなキリキザンなどに押す
岩雪崩・・・バルジーナを怯みでワンチャン倒せる岩技
拘りスカーフ・・・高速低耐久アタッカーを上から倒すため
超パワーポケモンその3です。
S種族値100以上から積み技を使ってくるポケモンが重かったのでスカーフで採用しました。
(主にエルレイドがキツい)
基本的に先発かグライガーの蜻蛉返りから繰り出すので耐久無振りな点は特に気になりませんでした。
馬鹿力が全く読まれずキリキザンや削れたジバコイルをしばけるのが偉かったです。
火力アップアイテムを持たせなくても元の数値がゴリラなので
火力面での不満も特に感じませんでした。
メガヘラ入りにこのポケモンとグライガーを同時選出すると
グライガーがタネガンを受けきれなくなるので注意が必要です
ガメノデス
ぽけっとふぁんくしょん!
ガメノデス@ラムのみ(かたいツメ・せっかち)
151(28)-157(252)-121( )-74( )-106( )-128(228)
アクアブレイク/どくづき/くさむすび/からをやぶる
151(28)-157(252)-121( )-74( )-106( )-128(228)
アクアブレイク/どくづき/くさむすび/からをやぶる
※調整意図
A・・・極振り
S・・・からやぶ後最速スカーフウツロイド抜き
H・・・地球投げを3耐え
アクアブレイク・・・メインウェポン
毒突き・・・カプブルルやアシレーヌを倒す技
草結び・・・起点作りラグラージやスイクンを倒せる技
殻を破る・・・優秀な積み技
ラムの実・・・ラグカイロスを1匹で倒すために必要
せっかち・・・諸々考えるとS上昇は必須で下降補正をかけられるのがBしかないため
備考
・A+2アクアブレイクでH4振りメガカイロス確定1発
・Dを特化ジャラランガのブレイジングソウルビート+C上昇スケイルノイズ耐えまでDに割いて残りをBに振ったクレセリアをA+2アクアブレイクで確定2発
・C+2草結びでH252振りスイクンが確定2発
・殻破前と後で無振りスイクンの熱湯を2耐え=S129以上のスイクンが起点(火傷はラムでケア)
・見た目種族値が最低クラス
・上記の理由でカメテテの孵化が若干虚無作業
最強の地雷おもちゃポケモンです
積めばカイロスをワンパン出来るので超パワーポケモンと言って差し支えないでしょう(ほんとか?)
この枠に欲しかった要素は
1.ラグラージに起点化されない
2.カイロスを一撃で倒せる
3.止まり辛い
4.環境に存在する先制技(猫騙し・バレットパンチ・スカイスキン電光石火)で倒され辛い
の4点だったので、草技と積み技で検索をかけた結果ガメノデスがヒットしました。
C実数値74ですが、草結びに硬い爪補正が乗るためまぁまぁの火力が出ます(積めばC実数値大体200と同等)
Cに下降補正をかけると
H振りラグラージに対して+2草結びで確1とカイロス確1が両立出来ないので陽気には出来ません。
同様にDに下降補正をかけるとスイクンを起点に出来なくなるので無邪気にも出来ませんでした。
B下降によって先制技のダメージが増えましたが、
正直無視できる範囲だったので間違ってはいなかったと思います。
岩技がないのは正直不便ではありましたが
相手は技枠4つ見えない限り岩技の可能性を切れないので
それでしばしば降参貰うこともあり無くても大丈夫でした。
ただカイロスやオニシズクモ、その他岩弱点ポケモンが無限に居座ってきたのでそれなりにお腹は起立しました。
ガラガラグライガーと合わせると受けループにとても強く、
こいつでヌオーを削ってあと適当に剣舞フレドラやギロチンしてたら勝てる試合がまぁまぁありました。
スペレ環境ではとても強い超絶イージーウィン製造ポケモンでした。
こいつ以上の面白くて強いポケモンをこのルールでは思い付ける気がしません。
<何か色々と>
全体的にパワーが高い構築なので
ウェイウェイ言いながら高火力技をぶっ放せるのがとても楽しかったです
ただZ枠がいなかったのがダメな部分だったと思います。
また頭の古さが出てしまいましたorz
グライガーがとにかく強く、ほぼ絶対選出で問題ないレベルでした。
他の面子だとアシレブルルは想像通りの強さを持っていてとても偉く
ガメノデスはアホほど3タテを量産し
ガラガラは投げる構築を間違えなければ最強
チャーレムはメタ貼られすぎてちょっと動かし辛い
といった使用感でした。
今期の本ロムのスペレの目標は1830から1勝だったので悪くないところまで上げられたと思います。
総合レートをやる都合上本ロムはここで撤退しますが
サブロムでは別の構築を使ってまだまだ遊ぼうと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
スペレで当たった時にはよろしくお願いします。
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